移動平均線のパーフェクトオーダーは勝てるのか？（３）

概要

前回、各時間足で検証した移動平均線のパーフェクトオーダー。

ゴールデンクロス、デッドクロスと同じく、5分足より長い時間足の方が結果が良い傾向があったので、ある程度利益が乗ったところで、その利益を確保出来るようにトレーリングストップ機能を追加して検証してみました。

前回の検証はこちら。

期間25の単純移動平均線＞期間75の単純移動平均線＞期間200の単純移動平均線が確定足で成立した時にエントリーします。

期間25の単純移動平均線＜期間75の単純移動平均線＜期間200の単純移動平均線が確定足で成立した時にエントリーします。

期間25の単純移動平均線＞期間75の単純移動平均線＞期間200の単純移動平均線が確定足で成立しなくなった時に決済します。

期間25の単純移動平均線＜期間75の単純移動平均線＜期間200の単純移動平均線が確定足で成立しなくなった時に決済します。

トレーリングストップ機能の開始位置。この値に次のトレーリングストップ幅を加算した値以上になると逆指値がトレーリングストップ開始位置に移動します。

逆指値が、常に現在の売値、または、買値とこのトレーリングストップ幅を維持しながら移動します。

5分足から1時間足は2022年の1年間、4時間足、日足は2018年から2022年の5年間のヒストリカルデータで最適化を行って求めた値を設定。

通貨ペアはUSD/JPY

初期証拠金は日本円で1,000,000円

ロットは0.01（1000通貨）

スプレッドは10（1pips）

利益確定幅は60pips

損切り幅は60pips

新しい足（バー）が出来た時に1度だけエントリー、決済の判断を行います。

ロング1ポジション、ショート1ポジション、両建て時に最大で2ポジションエントリーします。

各時間足、2018年～2022年の5年間のバックテストで検証してみました。

30分足だけ少し悪い結果となっていますが、全体的に良い結果になりました。

日足だけは劇的に良くなっていますね。

やはり建値で逃げたり、ある程度利益が乗ったところで利益を確保することは大事ということでしょうか。

今回の検証結果は15分足、30分足も良い感じですが、次回はゴールデンクロス、デッドクロスと比較しやすいよう、1時間足で他の通貨ペアがどのような結果になるか検証してみたいと思います。