ストキャスティクスを使ったEA

手法検証

概要

前回前々回とオシレーター系インジケーターの代表格であるRSIについて逆張り、順張り手法のEAを作成して試しました。

今回は、こちらも逆張のオシレーター系インジケーターの代表であるストキャスティクスをEA化して検証してみました。

まあレンジ相場では勝てても、トレンドが発生すればボコボコですね。

まあ分かっていた結果ですが、やり過ぎない程度に何とかならないかいろいろ工夫しながら検証してみました。

今回も惨憺たる結果で、間違っても執行足のストキャスティクスだけでトレードしてはいけないといった検証結果の書留となります。

エントリー

ロングエントリー

%Kの期間が5、%Dの期間が3、スローイングが3のストキャスティクスの値が確定足で、値が20%以下のシグナルを上抜けて、かつ、%Kの期間と同じ期間を遡った間にストキャスティクスのシグナルが80%以上を満たした時にエントリーします。

ショートエントリー

%Kの期間が5、%Dの期間が3、スローイングが3のストキャスティクスの値が確定足で、値が80%以上のシグナルを下抜けて、かつ、%Kの期間と同じ期間を遡った間にストキャスティクスのシグナルが20%以下を満たした時にエントリーします。

決済

ロング決済

%Kの期間が5、%Dの期間が3、スローイングが3のストキャスティクスの値が確定足で、値が80%以上のシグナルを下抜けた時に利益確定決済、または、損切り決済します。

ショート決済

%Kの期間が5、%Dの期間が3、スローイングが3のストキャスティクスの値が確定足で、値が20%以下のシグナルを上抜けた時に利益確定決済、または、損切り決済します。

その他の仕様

通貨ペアはUSD/JPY

時間足は5分、15分、30分、1時間、4時間、日足

初期証拠金は日本円で1,000,000円

ロットは0.01(1000通貨)

スプレッドは10(1pips)

新しい足(バー)が出来た時に1度だけエントリー、決済の判断を行います。

ロング1ポジション、ショート1ポジション、両建て時に最大で2ポジションエントリーします。

検証結果

各時間足、2018年~2022年の5年間のバックテストで検証してみました。

5分足

15分足

30分足

1時間足

4時間足

日足

まとめ

レンジ中は気持ちいいぐらい利益取れてますね。

ですが、ひとたびトレンドが発生すると・・・

ことごとくやられています・・・

今でこそ分かっていることですけど、FXを始めた頃はたまたまレンジであることを理解せず、調子に乗っていたら、その後レンジが発生してボコボコにやられていました。

相場の過熱感を測るインジケーターは単体で使うと要注意です。

やはりトレンド系のインジケーターと組み合わせて初めて力を発揮するのでしょうね。

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